coloooortvのブログ

ぼくのかんがえたさいきょうのTRPGグループ「テレビの犠牲者卓」の長、カラーテレビのブログです。

6版プレロールドキャラクター 評価一覧

プレロールドキャラクターとは

プレロールドキャラクターとは、ルールブックやソースブックに記載された、予め作られたキャラクターの事である。

この記事ではそんなプレロールドキャラクターを10点満点で評価していきたいと思う。今回は6版ルールブック編だ。

 

レディ・ジェーン・シンプソン(6/10点)

高い〈信用〉を持ち、多少の交渉技能と1890年代では比較的使用頻度の高い〈乗馬〉を持つ。〈目星〉もあるので探索にも役に立つだろう。

反面、戦闘技能は〈フェンシング〉のみと、少々心もとない。STRとSIZも低く、近接戦に有利とは言い難い。

 

ティーヴン・セント・ジョン(8/10点)

各種の交渉技能と〈信用〉が高く、対人の調査ならば心強いだろう。また、法律家である為、警察との交渉もできる。探索シーンでは〈目星〉と高いINTが役に立つ。さらに、戦闘ではライフルを扱える為、頼りになることだろう。

欠点をあげるとするならば、INTが高い為に狂気に陥りやすいという所だが、正気度が高いためそれほど気にはならない。

 

ウォーレン・ベッドフォード博士(7/10点)

1920年代において、〈図書館〉技能は長い時間がかかる為、失敗した時に大きなリスクを背負う。高い値で〈図書館〉を持つ彼は、資料を漁る場面では頼もしい存在だろう。また、歴史学者である為、わざわざ調べずともその事柄に関する歴史的経緯を知っているかもしれない。さらに、5つの言語を理解出来る為、閲覧できる資料も増える事だろう。

戦闘ではライフルを扱えるが、命中率は低い。耐久力も低い為、調査が終わったら後方へ下がるのが良いだろう。

 

レイチェル・ヘミングウェイ(5/10点)

ジャーナリストである為、彼女も〈図書館〉が高い。しかし、〈人類学〉〈水泳〉等一部の技能以外の殆どがウォーレン博士の下位互換となっている。

〈回避〉の値がこちらの方が高いので、シナリオによっては多少生存率が上がるかもしれないが、女性ジャーナリストをプレイしたいのでない限り扱いが難しいだろう。

 

アンナ・ヴィクスン(4/10点)

高い値のAPPと〈説得〉、〈芸術〉を持ち、一部のシナリオでは活躍の機会があるだろう。

しかし、探索に役に立つ技能がほとんどなく、戦闘もできない。

扱うのは工夫が必要であり、上級者向けのキャラクターだろう。

 

アーティー・ガムシュー(6/10点)

タフな私立探偵と紹介されている通り、高いSTRとCON、戦闘技能を持っている。

反面、探索のための技能がほとんど無く、調査は他の探索者に頼る事になるだろう(彼は普段どうやって仕事をしているのだろうか?)。

唯一、〈値切り〉を高い値で持っている為、取引をする場合ならば役に立つだろう。

総合的な生存能力の高さから評価は6点とした。

 

エリオット・ユルゲンス博士(8/10点)

高い値で〈目星〉や〈図書館〉、〈信用〉等アーティーの持っていない技能を取り揃えている。医者であるため〈医学〉もあり、解剖も行える。

戦闘では命中に不安があるものの、拳銃を扱うことが出来る。

技能だけ見ればアーティー・ガムシューの相棒としてこれ以上ないほどの人物であるが、残念ながらアーティー1920年代探索者、エリオットは現代探索者である。

 

シャーリー・バース(6/10点)

ニューエイジ(物質的世界によって見えなくなっている"真実"を得る事を目的とした運動)の作家であるため〈オカルト〉や〈心理学〉、〈説得〉を高い値で持っている。〈図書館〉もある為、探索でも役に立つだろう。

戦闘では役に立たないものの、正気度が高い為、神話生物を相手にしても冷静な行動が取れるかもしれない。