7版プレロールドキャラクター 評価一覧
好評だった前回に引き続き、プレロールドキャラクターの評価をしていきたい。今回は7版(新クトゥルフ神話TRPG)のスタートセット記載の探索者だ。
ジェシー・ウィリアムズ(7/10点)
〈歴史〉が高く、〈図書館〉での資料検索もできる。戦闘では〈回避〉や〈近接戦闘(格闘)〉ができるため、ある程度の抵抗はできるだろう。
バックストーリーからは家族を大切にしている様子が見て取れるが、キーパーによってバックストーリーが書き換えられた結果、母親がカルトの関係者であったり、カルトによって殺害されてしまうなど、悲惨なストーリーが待ち受けているかもしれない。
また、黒人であるために、一部のシナリオでは差別的な扱いを受けるかもしれないだろう。
ネヴァダ・ジョーンズ博士(8/10点)
〈考古学〉の教授であり、〈歴史〉も高い。
〈近接戦闘〉や〈拳銃〉で、ある程度の戦闘もこなせるため、オールラウンダーな探索者と言えるだろう。
彼は後先考えずに行動するきらいがあるようだが、それは成功を収めた父親に少しでも早く近づきたいという気持ちの現れなのかもしれない。
ロイス・ルッソ(6/10点)
工学科の学生。当然、高い〈機械修理〉を持つ。
気性が荒い性格であり、〈威圧〉や〈近接戦闘〉の値が高い。戦闘で用いるナイフはギャングの元で働いている父親から貰ったお守りであり、いつもハンドバッグに忍ばせている。
力強い女性であるが、敬虔なカトリック教徒であるという一面もある。
ウェントワース・エイヴバリー(6/10点)
言語学者である為、様々な言語を扱うことが出来る。探索もある程度はこなせるだろう。反面、戦闘は全くできない。狂気にも陥りやすいだろう。
彼は超自然の存在の証拠を捜し求めている。それは、亡くなってしまった妻が言い残せなかった最後の言葉を聞きたいからなのかもしれない。
ケイコ・ケイン(6/10点)
日系アメリカ人である。生物学を専攻する学生であり、〈生物学〉や〈自然〉が高い。また、アイスホッケーを嗜むようで、緊急時にはホッケーのスティックでの戦闘もできる。
彼女は兄を愛しており、生物学を専攻したのも医師である兄の影響かもしれない。
作業で手が汚れる事を好むようだが、狂気に陥った時、彼女は自らを汚してしまうのか……あるいは潔癖症になるのか……